【男7女5・120分】野田秀樹『贋作 罪と罰』
野田秀樹『贋作 罪と罰』ー 戯曲を探す 戯曲図書館 『超人には、人類のために既成の道徳法律を踏み越える権利がある・・・・』 野田秀樹さん自身、何かのインタビューで、ソ連の崩壊を引き合いに出して、「理想を追い求めていくというような綺麗な姿がなぜ破綻しちゃうのか」野田秀樹『贋作 罪と罰』で言えば、多くの人を救うために金貸しの老婆を殺すという「正義が理論だけに終わって、崩壊していくその姿を書くだけでも、面白いと思った(要約)」というようなことを述べていたようで、着眼点がすごいというか、凡人には思いつかないというか、それでも確かに…と思う言葉でした。