【男2女2・120分】鴻上尚史『ベター・ハーフ』

〜120分

-4人の男女の恋物語

鴻上尚史『ベター・ハーフ』の上演時間・人数

上演時間 120

人数 男22

あらすじ

始まりは、嘘と誤解だった。若い諏訪は、中年の上司から

「自分の代わりにネットで知り合った女性とデートして欲しい」と言われる。

なぜなら、「お前の写真を俺だと言って送ったから」と。

諏訪を待っていたのは、トランスジェンダーの友人に頼まれて、身代わりのデートに来た平澤だった。

友人もまた、自分の写真を送れなかったのだ。

こうして、若い男女と、中年の男と、トランスジェンダーの女性の四人が

ぶつかり、笑い、別れ、慰め、歌い、闘う恋の物語が始まった。

http://betterhalf.thirdstage.comより引用

概要

ベターハーフ(better half)とは『良き半身』という意味で、神話に由来する運命的な関係の相手のことを指します。

もっと広く、パートナーのことを指すこともあります。

「プラトン」の『饗宴』のなかで、古代の最初の人間は、男と男、女と男、女と女のいずれかが背中合わせにくっついたものだという話が出てきます。

それが離れ離れになった時、その片割れをベターハーフというのですね。

それを鴻上尚史さんは、トランスジェンダーを含めた男女4人の恋愛話に着地させます。

展開はコメディチックに発展していき、しんみりする場面も多々あります。

作者:鴻上尚史 について

鴻上 尚史(こうかみ しょうじ)さんは、愛媛県生まれの劇作家・演出家です。

早稲田大学演劇研究会出身で、在学中に劇団「第三舞台」を旗揚げし、高い評価を受けました。

現在(2020年)、日本劇作家協会会長(代表理事)も務めています。

テレビやラジオなどにも出演しており、テレビ朝日系列の『トリック』や映画『就職戦線異状なし』にも出演。
M-1グランプリの最初の審査員も務めました。

2008年に「虚構の劇団」を旗揚げし、活動中。

鴻上尚史さんの出版した本「発声と身体のレッスン」は演劇の枠を超えて、声優、アナウンサーなど幅広い分野で人気になっています。

主な受賞歴

1995年『スナフキンの手紙』で岸田國士戯曲賞を受賞。

2009年『グローブ・ジャングル「虚構の劇団」旗揚げ3部作』で第61回読売文学賞戯曲・シナリオ賞を受賞。

虚構の劇団とは?

鴻上尚史が主宰する日本の劇団で、オーディションによりメンバーを結成。メンバーの平均年齢が20代であるなど、年齢層は比較的若い劇団で、所属俳優も10人弱であるなど鴻上さんの希望により少なくしているようです。

公演を重ねながらステップアップしていくことを目標にしており、運営会社であるサードパーティが、それをマネジメントしアシストしています。

鴻上尚史『ベター・ハーフ』の台本入手方法

鴻上さんのベターハーフの台本は、書籍化されているので購入することができます。

こちらのリンクよりご購入ください。

鴻上尚史『ベター・ハーフ』の動画

鴻上尚史さんの「ベター・ハーフ」はサードステージよりDVD化されています。

こちらのURLよりお買い求めください。

鴻上尚史『ベター・ハーフ』の上演許可について

鴻上尚史さんの上演許可は、サードステージホームページにある上演許可申請フォームから申請できます。

必ず上演許可をもらってから上演するようにしましょう。

http://www.thirdstage.com/license.html

 

 

 

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