【男3女7・90分】飴屋法水『ブルーシート』

〜90分

飴屋法水『ブルーシート』の上演時間・人数

人数 男3 女7
上演時間 90分

受賞歴

第58回 岸田國士戯曲賞受賞(2014年)

概要

福島県立いわき総合高等学校の生徒と、飴屋法水さんが共同で作った作品です。校庭を舞台に椅子が積み上げられていく演出で震災の記憶を蘇らせます。

第58回の岸田國士戯曲賞を受賞した作品ですが、その審査では、台本のテキスト自体の面白さと上演自体の意義のどちらを重視するのかという議論がおこりました。

あらすじ

舞台は仮設校舎の傍らのグラウンド。登場するのは、2011年3月11日をいわきで経験した10人。彼らはその年の4月に高校に入学し、仮設校舎で授業を受けていた。かけがえのない学生生活のなかで、あえて話してこなかった震災と原発事故にまつわる記憶が語られていく。あの日に草むらで見かけたブルーシートに包まれた体のようなもの。トンビが羽ばたく青い空。進路のこと、恋のこと、出産のこと。眠る練習をしていると話すモモ。土埃のなかダンスのステップを刻むフミヤ。あの日を境にした日常を生きる高校生たちによるお話。

飴屋法水『ブルーシート』の台本入手方法

飴屋法水『ブルーシート』の台本は、白水社より出版されています。

 

飴屋法水作の「ブルーシート」はこちら

 

 

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