〜90分

【男7女11・90分】平田オリザ『ソウル市民』

登場人物はそれぞれ好き勝手に会話をしていて朝鮮支配の様子とはまるで関係のない様子でいます。そんな無意識的に出てくる支配者の様子を描いています。タコの話をずっとする男や、いつまでも来ない恋人を待つ女の子。席をたったきりもどってこない怪しいマジシャンなどなど、どこか変なんだけれども、それを観ている私たちと通じる何かがあって、本当に間接的だけれども、自分も無意識に何らかの支配者になっているのかもと、思わせる舞台です。リアルな会話で構造的に訴えかける戯曲を探す方はぜひ、一度お読みください。戯曲を探す 戯曲図書館
〜70分

【男2女3・70分】平田オリザ『この生は受け入れがたし』

平田オリザ『この生は受け入れがたし』 ー戯曲を探す 戯曲図書館 東北のとある大学の研究室。東京から転勤してきた夫婦を出迎えたのは、寄生虫をこよなく愛する研究者たち。 寄生虫の小さな小さな視点から、東京と地方、大学と研究室、夫と妻― 身の周りの「寄生と共生」の関係が浮かび上がる、ちょっぴり切なくて不思議な喜劇。
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