【男6女4・130分】鴻上尚史『天使は瞳を閉じて』

鴻上尚史『天使は瞳を閉じて』の上演時間・人数

上演時間(目安) 130分
人数 男6・女4


あらすじ

放射能や宇宙線によって荒廃した世界。奇跡的に生き残った人間たちの街は、ドーム状の膜のような「透明な壁」に守られていた。住民たちは陽気で優しく、幸せそうだ。そんな彼らを見た一人の天使は、人間になってこの街の暮らしに溶け込んだ。
そんな街を、もう一人の天使が見守っている。こちらはいかにも天使らしく、ただ見つめるだけ。変わらない天使の眼差しの前で、夢を見ては破れ、恋をしては傷つき、変わっていく人間たち。やがて、「透明な壁」を街の全住民で破壊し、外の世界へと踏み出そうという計画が持ち上がる。

感想・コメント

初演は1988年。1991年にはインターナショナル版がイギリスと日本で上演され、2003年にはミュージカルにもなっています。輝くばかりに幸福だった青春を過ぎ、ままならない人生へと歩んでいく登場人物たちの姿には、多くの人が共感するのではないでしょうか。
街を覆う「透明な壁」は、やわらかく簡単に押すことができるにも関わらず、決して破れない膜のような姿として描かれます。人を拒絶するような堅牢な壁でもなく、外の世界を見えないよう隠すカーテンでもない。人々は外へ、外へとあこがれを募らせますが、壁の向こうは人間の生きられる環境ではなく、街を出られるという希望は絶望とぴったり寄り添っているのです。
そんな人間たちを、天使は見つめ続けます。ひとりぼっちで味わった悲しみや苦しみも、覚えている人がもういない出来事も、あとかたもなく滅びた世界も。見ていてくれる天使がいるからこそ、それらは物語になることができるのかもしれません。

『天使は瞳を閉じて』の台本の入手方法

天使は瞳を閉じての台本は、書籍化されておりamazonやその他通販サイトや書店などで購入することができます。
各地で上演されており、上演許可も問題なくとれるでしょう。

上演許可に関しては、↓のサードステージ公式ページよりお問い合わせください。

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