ー 男女4人が繰り広げる愛憎劇。
松尾スズキ『悪霊』の上演時間・人数
上演時間 130分
人数 4人 男2 女2
あらすじ
関西にある架空の都市。ウネハラ家の息子・タケヒコは、学生時代からの友人・ハチマンとお笑いコンビを組んでいる。売れない芸人であった二人に、ようやくTV出演というビッグな仕事が転がりこんできた頃、母・キメとの二人暮らしであったウネハラ家に、タケヒコの婚約者・ナミエが訪れる。これから全てが順調にいくはずだったウネハラ家だったが、突然の彼女の出現により、母と子・友人との間に微妙なズレが生じ、やがてその予兆は不幸な事故となって4人に襲いかかることに……。
http://mo-plays.com/akuryou/(大人計画さん公式ページより引用)
感想・コメント
調べてみると再々演まであった話題作らしいですね。
大人計画らしくやはり大人な作品。
実際の公演をみたことがないのでわかりませんが、台本を見た感じ、ミュージカルのような劇中劇が散りばめられているかつ、松尾スズキ作品らしく、狂気と血にまみれた情景が浮かんできます。
作者:松尾スズキ について
松尾スズキさんは、俳優、劇作家、演出家、映画監督などで多岐にわたって活躍しています。
劇団『大人計画』を主宰しており、阿部サダヲさん、宮藤官九郎さんなども所属している人気の劇団となっています。
脚本の特徴としては、タブーを恐れないきわどいテーマをそつなく描きます。
『障がい者』や『近親相姦』『宗教』などは、松尾スズキの作品の中によくみられます。
自身も俳優として出演しており、最近では『カイジ ファイナルゲーム(2019)』に出演していました。
受賞歴
『ファンキー!宇宙は見える所までしかない』で第41回岸田國士戯曲賞受賞
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』で第31回 日本アカデミー賞(2008年)脚本賞受賞
松尾スズキ『悪霊』の台本入手方法
松尾スズキさんの『悪霊』は、書籍化されていますので、書店や通販などで購入することができます
マシーン日記も収録されていますので、そちらもお楽しみください。


松尾スズキ『悪霊』の上演許可について
松尾スズキさんの上演許可は、松尾さんの劇団「大人計画」のオフィシャルサイトに電話番号の記載があるので、そちらからの申請をお願いします。
かならず、上演許可を取ってから上演するようにお願いします。
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