【男8女7・135分】宅間孝行『くちづけ』

〜140分

宅間孝行『くちづけ』の上演時間・人数

上演時間 135分
人数 15人 男8人 女7人

あらすじ

天使のように純真なハートをもつマコはなぜ・・・

知的障がい者たちの自立支援のためのグループホーム『ひまわり荘』では、カラダは大人、心は純真な子供のままの人たちが、みんなで楽しく暮らしている。

そんなホームにかつて大ヒット作品を1度だけ世に送り出した、漫画家の愛情いっぽんが娘のマコを連れて住み込みで働くことに・・・。

ひまわり荘の住人となった30歳のマコの心は純真な子供のまま。そんなマコの心の扉をあけたのは、ひときわ明るく元気なうーやんだった。

惹かれあった2人は、マコの誕生日であるクリスマスの日に”結婚しよう”と指きりを交わす。
そして約束の日、うーやんはひまわり荘の仲間と一緒にマコがやって来るのを待つが・・・​

作品の概要

2010年に劇団「東京セレソンデラックス」で初演。翌年2011年に韓国の現地キャスト、スタッフにより上演。2013年に堤幸彦監督により映画化。そして2015年にタクフェス第3弾公演で再演、2020年に第8弾公演として上演されます。
宅間孝行さんが実話を元にして描かれた作品で知的障害者たちの自立支援のためのグループホームが舞台となっています。個性豊かな住人がのびのびと自由に暮らしていて、暖かい気持ちになります。しかし、やはりそれだけでは上手くいかず、世間の偏見や、家族の問題、現実にある様々な問題が浮き彫りになっています。賛否両論ある結末ですが、社会に対する問題提起そのものでありながら、海よりも罪よりも深い親子愛の物語です。

作者:宅間孝行について

1970年生まれ。
人気劇団『東京セレソンデラックス』が2012年に解散するまで主宰をつとめていました。

その後、2013年に『TAKUMA FESTIVAL JAPAN(タクマ フェスティバル ジャパン)』という観客参加型の舞台を提供する演劇プロジェクトを主催。通称「タクフェス」と呼ばれながら、人気を獲得しています。

そのほか、脚本家として「花より男子」など人気テレビドラマの脚本を手がけながら、自身も数々のドラマに出演しています。

舞台「くちづけ」は、2013年に堤幸彦監督・宅間孝行主演で映画化されました。

宅間孝行『くちづけ』の台本入手方法

宅間孝行さんの台本『くちづけ』は、幻冬舎から出版されております『純愛戯曲集』の中に収録されています。kindle版も出ているのでお気軽に読むことができます。

宅間孝行『くちづけ』の台本を見てみる

電子書籍版(kindle版)の『純愛戯曲集』はこちら

純愛戯曲集について

宅間孝行の人気作品「歌姫」「夕―ゆう―」「流れ星」「くちづけ」の4つの戯曲が収録されている戯曲集になります。それでも、300ページ程度で読みやすくなっています。
人気劇団「東京セレソンデラックス」の代表作が一気に手に入るので、一度は手に入れて読んでおきたい作品です。

上演許可について

宅間孝行さんの上演許可は、
お問合わせ | TAKUMA FESTIVAL JAPAN(タクフェス)
にて取り扱っています。

必ず、上演許可をとってから上演をするようにしましょう。

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