【男3女3・130分】ヘンリック・イプセン『人形の家』

ヘンリック・イプセン『人形の家』の上演時間・人数

上演時間 130分

人数 6人 (男3 女3)

あらすじ

弁護士ヘルメルの妻ノラは、無邪気にヘルメルを含めて人間を信じ、貧しいものに分け与える心の余裕を持ち合わせた女性であった。彼女はヘルメルに「大切に」されていた。猫かわいがりするヘルメルの愛の性質に、気づいていながらも日々を過ごしていたノラにある日、事件が訪れる。

ヘルメルの部下クロクスタが、ヘルメルの留守を狙ってノラのもとに嘆願にやって来たのだ。彼は馴れ馴れしい態度を取ったためヘルメルに疎まれ、じきに解雇される予定であった。ノラは断ろうとするが、クロクスタは彼女の弱みを握っていた。それはヘルメルが重病に陥り金銭が不足したとき、彼女はクロクスタから借金をし、その際、借用証の父のサインを捏造していたということだった。当時、彼女の父は重病であったため、これは苦肉の策であった。もし解雇されるなら、この事実をヘルメルに暴露すると、クロクスタに宣言されたノラは悩む。自分を支配しているヘルメルがこのことを知れば、すべての生活は破滅することは目に見えているからだ。

やがて、ノラはヘルメルにクロクスタの解雇を取り消すよう頼むが、事情を知らないヘルメルは取り合わず、クロクスタは解雇される。宣言どおりクロクスタは暴露する手紙をヘルメルに送った。事実を知ったヘルメルは激怒し、ノラをさんざんに罵倒する。すべての終わりがやってきたと思ったさなか、改心したクロクスタから捏造の証拠である借用証書が送られてくる。これでヘルメルの危機は過ぎ去った。先ほどまでの態度を豹変し、再び微笑んで甘いことを言い放つようになるヘルメル。ヘルメルが対等な人間として、絶望や悩みを共有し、喜びを分かち合える存在、「1人の人間」として自分を見ていないことにノラは絶望し、ヘルメルの制止を振り切り、ノラは家を出る。

wikipediaより引用

感想・コメント

リアリズムの代表とされるノルウェーの代表的劇作家ヘンリック・イプセンの「人形の家」です。

リアリズムらしくとても理路整然としていて、女性の家庭での役割と自由といったテーマが掘り下げられています。「自分自身」でいることが難しい生活(これは、古びた慣習を表している)にうんざりし、家を出ることを決意する様子は、現在の女性の権利回復運動につながるものがあるかもしれません。

日本でも上演されており、「人形の家 part2」という、この「人形の家」の15年後の世界を描いた作品も上演されていたりします。

「人形の家 part2」は、アメリカの劇作家ルーカス・ナスによって書かれていて、2017年のトニー賞の作品賞をはじめとして8部門にノミネートされた話題作となっています。

ヘンリック・イプセン『人形の家』の台本入手方法

人形の家の台本は翻訳されて、出版されているので、書店や通販などで購入することができます。

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