【男2女3・80分】中村賢司『てのひらのさかな』

中村賢司『てのひらのさかな』の上演時間・人数

上演時間 80分(目安)

人数 5人 男2 女3

受賞歴

第10回OMS戯曲賞 佳作

あらすじ

生活発表祭であるもみじ祭が終わった幼稚園。ボヤ騒ぎや不審者騒動など不穏な出来事を交えながら、登場人物の悩み、そして手を使うことの象徴的な意味が浮かび上がる。


感想・コメント

中村賢司さんの「てのひらのさかな」、読んでいると思わずグッとくるところがありました。

幼稚園を舞台にして、そこにいる先生の苦労とかが見えてくるんですけど、特にすごいと感じたのが、「手」というものに意味づけがなされていくことです。

冒頭で、最近の保護者はカメラを撮ることにばかり熱中していて、拍手しない…などの旨が書かれていて、すっと全体のテーマを提示しています。ここから一悶着あって、ラストシーンに移っていくわけですが、ラストの長いト書きは実際に見ていなくてもありありと頭の中にそのシーンの光景が浮かんできて、上演したのを見たら絶対泣く!!って思った記憶があります。

ぜひ、台本で一度見て欲しいです。

中村賢司『てのひらのさかな』の台本入手方法

こちらのページよりご覧ください!

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