【男8女12・100分】平田オリザ 『東京ノート』

〜100分

平田オリザ 『東京ノート』の上演時間・人数

人数 男8 女12

上演時間 100分

受賞歴

第39回 岸田國士戯曲賞受賞

あらすじ

 ものがたりは、近未来の美術館のロビーを舞台に展開します。
ヨーロッパでは大きな戦争が起こり、そこから避難してきた絵画を前に、日本人の家族や恋人た
ちが、両親の世話や相続問題、進路や恋愛などについて、断片的な会話を繰り返します。
戦争という大きな背景を前に、日々の生活を送る日本人の姿が克明に描写され、その中から現代
社会の様々な問題点と危機があぶり出されます。

http://precog-jp.net/system/wp-content/uploads/2015/12/796d9f9f8573502681304cb1ceaf3b1a.pdfより引用。

作者:平田オリザについて

「青年団」を主宰。
こまばアゴラ劇場芸術総監督・城崎国際アートセンター芸術監督をつとめている。

受賞歴

1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞受賞。

1998年『月の岬』で第5回読売演劇大賞優秀演出家賞、最優秀作品賞受賞

2002年『上野動物園再々々襲撃』(脚本・構成・演出)で第9回読売演劇大賞優秀作品賞受賞。

2019年『日本文学盛衰史』で第22回鶴屋南北戯曲賞受賞

そのほかにも、演劇における賞を国内外問わず受賞している注目の劇作家兼演出家です。

大阪大学や四国学院大学にて客員教授などをしており、2018年には、2021年4月開学を目指す兵庫県の専門職大学である国際観光芸術専門職大学(仮)学長候補者に指名されました。
こちらは、兵庫・豊岡に新設予定の演劇・ダンスを学べる日本初の国公立として有名になっています。

また、豊岡市に新しく建設予定の江原河畔劇場をつくる取り組みをしておりクラウドファンディングが進行中です(2020年2月現在)

評価など

別役実氏の選評

東京ノート』という作品の、従来の演劇と相違する最大のものは、舞台空間そのものが個有の時間を内包している、 という点である。これまでの演劇の時間が、登場人物の行為によってつむぎ出されていたことと比較すれば、 これは画期的なことと言えよう。つまりこの舞台においては、登場人物と舞台空間が、どちらを主としどちらを 従とすることもなく、まさしくその関係性において、演劇を推移させているのである。」LABO

平田オリザ『東京ノート』の台本入手方法

平田オリザさんの『東京ノート』は、ハヤカワ演劇文庫より書籍化されているため、書店などで購入することができます。

さらに、晩聲社 からも平田オリザ戯曲集として東京ノートが収録されている本が出版されています。こちらは、平田オリザ作『S高原から』も収録されていますのでこちらも合わせてお楽しみください。

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